スペイン・ダルシア地方にある街、グラナダ。
そのシンボルともいえる「アルハンブラ宮殿」は、世界遺産にも登録された圧巻の建築美と歴史が息づく場所。
そんなアルハアンンブラ宮殿の近くには、眺望・雰囲気・アクセスが良い、素敵なホテルがあります。
なかには、宮殿の敷地内に泊まれるホテルも。
今回は、アルハンブラ宮殿エリアにあるおすすめホテルをご紹介します。
- 宮殿が見える客室で朝焼けや夜景を独り占めしたい方
- 初めてのグラナダ旅行でも自分にあったホテルに泊まりたい方
- 4〜5つ星クラスのホテルで立地もこだわりたい方
- 限られた日数でアルハンブラ観光を効率よく観光したい方
- 絶景と歴史の街並みの写真を思いきり撮りたい方
ホテルへのアクセス・客室・設備・周辺環境から、グラナダ観光の情報や交通手段までを解説。
はじめてのグラナダでも「ここに泊まれば間違いない!」と思える情報を詰め込みました。
- アルハンブラ宮殿エリアにある4〜5つ星ホテルの情報
- 各ホテルの立地・客室・設備・参考料金
- アルハンブラ宮殿のチケット予約方法と混雑を避けるコツ
- 1泊2日/2泊3日で効率よく巡る観光モデルコース
- 市内観光スポットと空港・駅からの移動手段
スペインの歴史と芸術が息づく宮殿の近くで、とっておきのホテルを見つけてください。
<グラナダ アルハンブラ宮殿エリアにあるおすすめ4つ星ホテル>
<グラナダ アルハンブラ宮殿エリアにあるおすすめ5つ星ホテル>
- アルハンブラ・パレス・ホテル(Alhambra Palace Hotel)
- アウレア ワシントン アービング バイ ユーロスターズ ホテル カンパニー(Áurea Washington Irving by Eurostars Hotel Company)
<グラナダのホテルを予約する>
グラナダのおすすめアルハンブラ宮殿エリアとは?

アルハンブラ宮殿エリアの特徴

グラナダを代表する世界遺産「アルハンブラ宮殿」、そのすぐそばに広がるのがアルハンブラ宮殿エリアです。
アルハンブラ宮殿が建つのは、グラナダ中心部の東側に位置する小高い丘。
市街地の主要エリア「ヌエバ広場(Plaza Nueva)」や「カテドラルエリア」からは、徒歩で約20〜30分ほどの距離にあります。
宿泊エリアの特徴
- 絶景ロケーション:白壁の旧市街や山並みを一望
- 昼と夜で違う表情:夕景や夜景も楽しめる
- 静かで落ち着いた環境:市街中心よりも静かな滞在が可能
- 観光に抜群の立地:アルハンブラまで徒歩圏内、早朝や夜間の見学にも便利
宮殿周辺の見どころ(ヘネラリフェ庭園・ナスル朝宮殿・カルロス5世宮殿)

アルハンブラ宮殿は、単体の建物というよりも、複数の建築物や庭園、広場が連なる壮大な複合施設です。
そのなかでも特に見逃せないスポットをまとめました。
それぞれのエリアは徒歩で移動できますが、敷地が非常に広いため、最低でも2〜3時間、余裕を持って巡るなら半日は必要です。
- ナスル朝宮殿(Palacios Nazaríes)
アルハンブラ宮殿の中心部にある、イスラム王朝時代の宮殿群。
繊細なアラベスク模様、幾何学文様、光と水を巧みに取り入れた装飾の美しさは息をのむほど。
特に有名なのが「ライオンの中庭(Patio de los Leones)」と「大使の間(Salón de los Embajadores)」。
このエリアだけで1時間は過ごせるほどの見どころがあります。 - カルロス5世宮殿(Palacio de Carlos V)
スペイン王カルロス5世によって16世紀に建てられた、ルネサンス様式の壮大な建築。
イスラム建築とのコントラストが鮮烈で、重厚な石造りと円形の中庭が特徴。
現在はアルハンブラ博物館などが併設されています。 - ヘネラリフェ庭園(Generalife)
宮殿の北側にある“離宮”で、王族の避暑地として使われていた場所。
水路と噴水、花々が織りなす幾何学的な庭園はまるで絵画のような美しさ。
春から初夏にかけては特に花が咲き誇り、静けさの中で癒される時間が流れます。 - アルカサバ(Alcazaba)
アルハンブラの最西端にある要塞部分で、かつて軍事的拠点として機能していた場所。
ここからはグラナダ市街を一望できる展望台があり、旅行者の間でも絶好のフォトスポットとして知られています。
アルハンブラ丘に泊まるメリットと注意点(景観・坂道・夜間の治安)

アルハンブラ宮殿の近くに宿泊することは、グラナダ旅の満足度を大きく高めてくれます。
このエリアに泊まるからこそ味わえるメリットと、気をつけておきたい注意点をご紹介します。
【メリット】
- 絶景の宿泊体験ができる
丘の上から望むグラナダの旧市街やシエラ・ネバダの山並みはまさに絶景。
ホテルによっては、テラスや客室の窓から朝焼けに染まる宮殿を眺めることも可能です。 - 観光の拠点に最適
アルハンブラ宮殿までは徒歩圏内。
朝一番のチケットでゆったり見学をしたり、ナイトツアーのあとすぐにホテルへ戻れたりと、時間を有効に使えます。 - 静けさに包まれた環境
旧市街の喧騒とは無縁の、自然に囲まれた静かな滞在。
特に夜は虫の音や風の音だけが響く、穏やかな時間が流れます。
【注意点】
- 坂道の多さに注意
アルハンブラ丘へ向かう道は急坂が多く、徒歩での移動には体力が必要です。
特にスーツケースを持ってのチェックインは大変なため、送迎サービス付きのホテルやタクシーの利用を検討するとよいでしょう。 - 夜間は人通りが少ない場所も
治安は比較的良好ですが、夜遅くになると道が暗くなり、人通りも少なくなります。
夜のお出かけは21時頃までにホテルへ戻るのが安心です。 - 商業施設は少なめ
レストランやスーパーは旧市街エリアに集中しているため、事前に買い物を済ませておくと便利です。
アルハンブラ宮殿エリアのおすすめ4つ星ホテル

※ホテルの最新情報は必ずホームページで確認してください。
パラドール デ グラナダ ホテル(Parador de Granada Hotel)

まるで宮殿の中に泊まっているかのような体験ができる、唯一無二の4つ星ホテル。
アルハンブラ宮殿の敷地内にある、かつてのサン・フランシスコ修道院を改装した歴史的ホテル。
通常の旅行では決して立ち入れない時間帯にも、アルハンブラの空気を感じることができます。
- 立地:アルハンブラ宮殿の中庭からすぐ、ナスル朝宮殿・カルロス5世宮殿まで徒歩約4分という圧倒的な立地
- 客室:あたたかみのある木の家具と重厚なファブリックで構成された落ち着いた雰囲気、部屋の広さやレイアウトに個体差あり。
- 設備とサービス:宮殿の歴史を感じながら食事ができ、地元食材を活かしたスペイン料理はどれも絶品
- 周辺環境:朝一番の入場を狙いたい方には最高の立地。観光客が訪れる前の静寂の中、宮殿の雰囲気を独り占めできる贅沢
<参考>ホテル宿泊代金(1泊あたり1室、朝食付き)
:63,000円~
<ホテルの場所>アルハンブラ宮殿から徒歩約5分

<パラドール デ グラナダ ホテル予約する>
<ホテルを検索、予約する時のポイント!>
- 「ホテル検索サイト」をクリックする。
- 各サイトに「ログイン」する。※Googleアカウントでログインできます。
- 「宿泊日」と「人数」を入力する。
- 場面を下にスクロールして空室のある【お部屋のカテゴリー】を見る。
- 【食事条件】や【料金】、【キャンセルポリシー】を確認しましょう。
- 注意:【返金不可】を選ぶと予約と同時に全額支払い/一切返金なしとなります。
- 【ホテル名】や【部屋のカテゴリー】を確認★間違えがないか再度みましょう!
- 【宿泊者情報】を入力★リクエストがあれば入力します。
- 間違えなければ【支払方法※クレジットカード】を選択して「予約」します。
アルハンブラ宮殿エリアのおすすめ5つ星ホテル

※ホテルの最新情報は必ずホームページで確認してください。
アルハンブラ・パレス・ホテル(Alhambra Palace Hotel)

まるで宮殿に暮らすような、気品と優雅さを兼ね備えた5つ星ホテル。
創業100年を超えるこの名門ホテルは、映画や舞台のような非日常の世界。
赤茶色のファサードがアルハンブラの外壁と溶け合い、館内にはアラブ様式の装飾と黄金色のモザイク。
- 立地:アルハンブラ宮殿のアクセスパビリオンまで徒歩約30分の立地、市内中心部へは徒歩約20〜30分
- 客室:クラシックな調度品とアンダルシアらしい装飾がほどこされた優雅なインテリア、全室に大理石のバスルーム
- 設備とサービス:地中海料理を提供する高級レストランが館内にあり、パノラマビューとともに本格的な味を楽しめる
- 周辺環境:宮殿のすぐそばで、朝夕の観光に最適。混雑を避けて静かな時間に宮殿を訪れられる
<参考>ホテル宿泊代金(1泊あたり1室、朝食付き)
:62,000円~
<ホテルの場所>アルハンブラ宮殿から徒歩約30分

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<ホテルを検索、予約する時のポイント!>
- 「ホテル検索サイト」をクリックする。
- 各サイトに「ログイン」する。※Googleアカウントでログインできます。
- 「宿泊日」と「人数」を入力する。
- 場面を下にスクロールして空室のある【お部屋のカテゴリー】を見る。
- 【食事条件】や【料金】、【キャンセルポリシー】を確認しましょう。
- 注意:【返金不可】を選ぶと予約と同時に全額支払い/一切返金なしとなります。
- 【ホテル名】や【部屋のカテゴリー】を確認★間違えがないか再度みましょう!
- 【宿泊者情報】を入力★リクエストがあれば入力します。
- 間違えなければ【支払方法※クレジットカード】を選択して「予約」します。
アウレア ワシントン アービング バイ ユーロスターズ ホテル カンパニー(Áurea Washington Irving by Eurostars Hotel Company)

Áurea Washington Irving by Eurostars Hotel Company公式サイト
アルハンブラ宮殿を世界に知らしめたアメリカの作家「ワシントン・アービング」にちなんで名付けられた5つ星ホテル。
知性と美しさが共存する優雅な空間で、ホテル内には彼の著作『アルハンブラ物語』にちなんだ装飾や引用が散りばめられています。
読書好きな方や、静かな時間を大切にしたい方に特におすすめ。
- 立地:アルハンブラ宮殿のエントランスまで徒歩20分。グラナダで最も宮殿に近いホテルのひとつ、中心街までは坂を下って徒歩20〜30分
- 客室:落ち着いた配色と高級感ある内装で、過度な装飾のない知的で上品なデザイン、一部の部屋からは城壁を望むことができるロケーション
- 設備とサービス:プール付きの中庭(春〜秋営業)は、静かにくつろげる癒しの空間、レストランではアンダルシア料理を提供
- 周辺環境:観光の起点として理想的な立地で、朝の静けさを味わいながら宮殿へすぐにアクセス可能
<参考>ホテル宿泊代金(1泊あたり1室、朝食付き)
:39,000円~
<ホテルの場所>アルハンブラ宮殿から徒歩約20分

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<ホテルを検索、予約する時のポイント!>
- 「ホテル検索サイト」をクリックする。
- 各サイトに「ログイン」する。※Googleアカウントでログインできます。
- 「宿泊日」と「人数」を入力する。
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- 【食事条件】や【料金】、【キャンセルポリシー】を確認しましょう。
- 注意:【返金不可】を選ぶと予約と同時に全額支払い/一切返金なしとなります。
- 【ホテル名】や【部屋のカテゴリー】を確認★間違えがないか再度みましょう!
- 【宿泊者情報】を入力★リクエストがあれば入力します。
- 間違えなければ【支払方法※クレジットカード】を選択して「予約」します。
世界遺産 アルハンブラ宮殿観光

グラナダに訪れるなら、絶対に外せない場所、それが「世界遺産アルハンブラ宮殿」です。
アンダルシアのまばゆい太陽の下で輝くこの宮殿は、スペインを代表する観光地として知られ、年間250万人以上が訪れる人気スポット。
イスラム王朝とカトリック文化が織りなす建築美、庭園、そして自然との調和は、「一度は訪れたい場所」のひとつです。
初めての方でも安心して訪れられるように、チケット情報・見どころ・おすすめの巡り方をご紹介します。
チケット種類・予約方法・入場制限

アルハンブラ宮殿の入場は完全予約制。
現地での当日券購入はほぼ不可能ですので、必ず事前にオンラインで予約しましょう。
予約のポイント:
- 公式サイト(https://www.alhambra-patronato.es)から英語で簡単に予約可能
- ナスル朝宮殿は入場時間指定制。時間を過ぎると入れなくなるので注意
- 予約は早めが基本。ベストは1〜2ヶ月前。特に春・夏は混雑しやすく、売り切れ必須
見学モデルルート&所要時間

アルハンブラ宮殿の敷地は想像以上に広く、見どころが点在しています。
効率よく回るためのおすすめルートをご紹介します。
おすすめモデルルート(所要時間:約3時間)
- アルカサバ(Alcazaba)
かつての要塞で、グラナダ市街の全景を一望できる絶景スポット。 - ナスル朝宮殿(Palacios Nazaríes)
最も人気の高いエリア。繊細な装飾と幾何学模様が広がるイスラム建築の傑作。
※指定された入場時間を厳守することが必須 - カルロス5世宮殿(Palacio de Carlos V)
荘厳なルネサンス建築。円形の中庭が特徴的で、写真映えも◎ - ヘネラリフェ庭園(Generalife)
水路と花々が美しい離宮庭園。風に揺れる木々や水音に癒される、静かな散策スポット。
ベストタイムと混雑回避Tips(早朝/夜間ツアー)

アルハンブラは非常に人気のある観光地。
なるべく混雑を避けて、ゆったりと楽しむには「訪れる時間帯」も重要です。
おすすめの時間帯:
- 朝8:30〜9:30頃:光が柔らかく、人が少ない時間帯。写真撮影にも最適です。
- 夜間チケット(22:00前後):ライトアップされた宮殿は昼間とは別世界。幻想的な雰囲気に包まれた体験ができます。
混雑を避けるコツ:
- オフシーズン(11月〜2月)を狙うと、全体的に人が少なめで快適
- できれば朝一番または夕方のチケット枠を選ぶ
- ガイドツアー付きチケットにすることで、スムーズな移動&解説が受けられ、初めてでも安心
- 宮殿周辺に宿泊していれば、開場時間に余裕を持って向かうことができる

<ひとことアドバイス>
アルハンブラの真価は細部に宿る美にあります。
急ぎ足ではなく、柱の模様やタイルの影、風に揺れる水面のきらめきに目を向けながら、五感を使って味わうことが大切。
ぜひ、ゆっくり歩き静かな時間を大切に過ごしてみてください。
<アルハンブラ宮殿の入場券予約はこちら>
グラナダ市内観光スポット


グラナダといえば「アルハンブラ宮殿」が有名ですが、それだけではありません。
街全体にイスラムとキリスト教の文化が重なり合い、まるで時をさかのぼるような風景が広がっています。
グラナダ旅行の合間にぜひ立ち寄ってほしい市内の観光スポットを、3つのエリアに分けてご紹介します。
アルバイシン&サクロモンテ:白壁の迷路とフラメンコ洞窟


グラナダの旧市街の中でも、もっとも情緒あるエリアがアルバイシン(Albaicín)とサクロモンテ(Sacromonte)。
イスラム時代の街並みが色濃く残るアルバイシンは、白壁の家々と石畳の小道が迷路のように続くエリアです。
道に迷うこともまた旅の楽しみ。曲がり角のたびに、小さな教会やモザイクの壁、花にあふれたバルコニーなど、思わず足を止めたくなる景色に出会えます。
アルバイシンの見どころ
- ユネスコ世界遺産にも登録された、グラナダ最古のイスラム街
- カラフルなタイルやアラブ風の雑貨屋、チャイ屋が並ぶロマンチックな小路
- 見晴らしの良い坂道やテラスからは、アルハンブラ宮殿を正面に望める絶景ポイントも多数
一方、アルバイシンの奥にあるサクロモンテは、かつてロマ(ジプシー)たちが暮らした洞窟住居の集落として知られています。
現在も洞窟内に人が住み、フラメンコの舞台やレストランとして使われています。
サクロモンテでの体験
- 洞窟住居博物館で、かつての暮らしを体感
- フラメンコショー「サンブラ(Zambra)」は、洞窟ならではの臨場感が魅力
- 夜に訪れれば、アルハンブラ宮殿のライトアップを背景に踊るダンサーの姿も忘れられない思い出に



<おすすめの過ごし方>
夕方にアルバイシンを散策して、サンニコラス展望台で夕景を見たあと、夜はサクロモンテでフラメンコとディナーというのが定番プランです。
<フラメンコショーの予約はこちら>
大聖堂・王室礼拝堂・ヌエバ広場:歴史とショッピングのハブ


グラナダの中心部に位置するこのエリアは、歴史探訪と買い物の両方が楽しめる街歩き派にぴったりのスポット。
まず訪れたいのが、グラナダ大聖堂(Catedral de Granada)。
スペイン・ルネサンス様式の傑作とされ、真っ白な天井や高くそびえる柱は、荘厳でありながらも優美な印象を与えてくれます。
隣接する王室礼拝堂(Capilla Real)には、イサベル女王とフェルナンド王の墓があり、カトリック王朝の繁栄を感じさせる歴史的建造物です。
内部には宗教画や装飾品も展示されており、まるで小さな美術館のよう。
観光の合間には、ヌエバ広場周辺でのんびりひと休み。
カフェやアイスクリームショップが多く、旅行者にも人気のエリアです。
注目スポット:
- グラナダ大聖堂:荘厳な内部空間とパイプオルガンの音色が美しい
- 王室礼拝堂:彫刻やステンドグラスが細やかで、静かに心が洗われる空間
- ヌエバ広場:カフェやベンチが充実し、観光と観光の“間”にちょうどいい立ち寄りスポット
- カルデレリア通り:アラブ風ランプや香辛料、モロッコ雑貨が手に入るモザイク柄の小道。歩くだけで楽しいエリアです



<おすすめの過ごし方>
午前中に大聖堂と礼拝堂を見学し、午後は雑貨屋さんでお土産探し。
カフェでチュロスとチョコラーテのティータイムもぜひ。
ミラドール・サンニコラスと絶景カフェめぐり


グラナダで最も有名な絶景スポットといえば、ミラドール・デ・サンニコラス(Mirador de San Nicolás)。
夕方にここから眺めれば、丘の向こうに沈む太陽がアルハンブラの壁をオレンジ色に染め、息をのむような風景が広がります。
展望台の近くには、テラス付きのカフェがあり、人混みを避けたい方にはそちらもおすすめ。
ワインやアイスクリーム片手に、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。
展望エリアの魅力:
- サンニコラス展望台:グラナダ随一のフォトスポット。地元ミュージシャンの演奏に耳を傾けながら夕焼けを堪能
- 絶景カフェ:混雑を避けられる穴場カフェが周辺に複数あり、食事やスイーツを味わいながらゆったりできる
- 周囲にはアートギャラリーやハンドメイド雑貨のお店も多く、ちょっとしたお買い物にもぴったり
アクセスと注意点:
- カテドラルから徒歩20〜30分。急な坂道が続くため、歩きやすい靴で行きましょう
- 夕方以降はやや混雑するため、時間に余裕をもって行くのがおすすめ



<おすすめの過ごし方>
日中の観光を終えたら、17時ごろに展望台エリアへ。
カフェのテラス席で夕景を待ち、暮れていく空とアルハンブラを眺めながらグラナダの夜へと向かう流れが理想的です。
<グラナダのオプショナルツアーの予約はこちら>
グラナダ観光モデルコース


グラナダは歴史と自然、グルメ、そして世界遺産がコンパクトに詰まった街。
短期間の旅行でも、計画的にまわれば見どころをしっかり押さえられます。
はじめて訪れる方におすすめの「1泊2日コース」と、よりゆっくり楽しめる「2泊3日コース」の2つをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1泊2日コース:効率よくグラナダの魅力を満喫


短期間の滞在でも、見どころをしっかり楽しみたい方にぴったり。
移動時間を抑えつつ、歴史・景色・文化をバランスよく体験できるモデルプランです。
時間帯 | 場所 | コース内容 |
---|---|---|
1日目 午前 | グラナダ駅・空港〜ホテル | グラナダ到着→ホテルチェックイン(アルハンブラ宮殿エリア推奨) |
1日目 昼 | 旧市街 | グラナダ大聖堂・王室礼拝堂を見学、カルデレリア通りでランチ&雑貨めぐり |
1日目 夕方 | アルバイシン地区 | 白壁の小道を散策しながら、ミラドール・デ・サンニコラスで夕景鑑賞 |
1日目 夜 | サクロモンテ地区 | 洞窟レストランでフラメンコショー&地元料理のディナー |
2日目 早朝 | アルハンブラ宮殿 | 朝食後、朝一番の時間帯で入場(ナスル朝宮殿は時間指定を厳守) |
2日目 午前中 | アルハンブラ宮殿内 | アルカサバ → ナスル朝宮殿 → カルロス5世宮殿 → ヘネラリフェ庭園を見学 |
2日目 昼〜午後 | アルハンブラ丘・移動 | 宮殿近くのカフェやパラドールでランチ→チェックアウト&移動開始 |
ポイント:
1泊でも効率よくまわれるのは、アルハンブラ宮殿近くに宿泊するからこそ。
特に朝一の入場枠を確保しておくと、混雑を避けてゆったり見学できます。
2泊3日コース:ゆったりと文化と景色を楽しむ


グラナダの魅力をしっかり体感したい方には、2泊以上の滞在がおすすめ。
スケジュールにゆとりがあることで、街の空気やリズムをより深く味わえます。
時間帯 | 場所 | コース内容 |
---|---|---|
1日目 午前 | グラナダ到着〜ホテル | 市内到着後、ホテルチェックイン(旧市街 or アルハンブラ丘) |
1日目 昼 | 大聖堂・ヌエバ広場 | グラナダ大聖堂・王室礼拝堂を見学、旧市街でランチ&ショッピング |
1日目 夕方 | アルバイシン | 展望スポットめぐり→サンニコラス展望台で夕景を堪能 |
1日目 夜 | 市内レストラン | 市街のタパスバルでディナー&夜の散策 |
2日目 早朝 | アルハンブラ宮殿 | 朝一番の入場枠でナスル朝宮殿からじっくり見学スタート |
2日目 午前〜昼 | 宮殿周辺 | アルカサバ・カルロス5世宮殿・ヘネラリフェ庭園をゆっくり散策 |
2日目 午後 | ホテルで休憩〜移動 | 一度ホテルで休憩後、夕方からサクロモンテ地区へ移動 |
2日目 夜 | 洞窟レストラン | 本格フラメンコショー&アンダルシア料理のディナー体験 |
3日目 午前 | ミラドール周辺 | 絶景カフェで朝食、アートギャラリーなどをぶらり散策 |
3日目 昼〜午後 | 市内中心部 | お土産探し・カフェで休憩→チェックアウト&移動開始 |
ポイント:
時間に余裕があることで、1つ1つの観光地をじっくり楽しめるのが2泊3日コースの魅力。
夜のアルハンブラ、朝の静かな展望台、そしてフラメンコの余韻までも味わう、心に残る滞在になります。



<ひとことアドバイス>
グラナダは朝と夜でまったく違う表情を見せてくれる街。
早朝の静寂、夕暮れの黄金色、夜の宮殿のライトアップなど、限られた時間でも滞在エリアと時間帯を意識すれば、旅の満足度はぐっと上がります。
グラナダへの行き方 & 市内交通


スペイン南部・アンダルシア地方の中でも、歴史と文化が色濃く残るグラナダ。
他の都市からのアクセスもしやすく、周遊旅行の途中にも立ち寄りやすいのが魅力です。
マドリードやバルセロナなどからのアクセス方法や、グラナダ到着後の移動手段について解説します。
グラナダ空港 ⇔ 市内中心部:所要時間・料金・乗り場


グラナダの玄関口となるのは、フェデリコ・ガルシア・ロルカ空港(Granada-Jaén Airport)。
市街地からは約17kmの距離にあり、移動手段はバスまたはタクシーが一般的。
バスは飛行機の到着時間に合わせて運行され、市内中心部(ヌエバ広場や大聖堂周辺)まで直行します。
荷物が多い方や夜遅い時間の到着であれば、タクシーの利用がおすすめ。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 約25〜35分 |
バス料金 | 片道 約€3(空港〜市内中心) |
タクシー料金 | €25〜30(時間帯や荷物の量によって変動あり) |
乗り場 | 到着ゲートを出た正面にバス停・タクシー乗り場あり |
<グラナダの空港送迎予約はこちら>
マドリード ⇔ グラナダ:高速鉄道AVEで快適移動


首都マドリードからグラナダへは、スペイン国鉄Renfeの高速鉄道AVEが便利。
直通で約3時間ちょっとと快適なうえ、景色も美しく、移動そのものが旅の楽しみに。
グラナダ駅から市内中心部へは徒歩圏内(約15〜20分)。
スーツケースがある方は、タクシー(€7〜10ほど)を利用するとスムーズです。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 約3時間30分(直通AVE) |
料金 | €40〜€80(時期・早割によって変動) |
出発駅 | マドリード・プエルタ・デ・アトーチャ駅(Madrid Puerta de Atocha) |
到着駅 | グラナダ駅(Estación de Granada) |
ポイント:
特に午前発の便は混みやすいため、早めの予約がおすすめ。
Renfeの公式サイトから簡単にオンライン予約が可能です。
<スペインの鉄道予約はこちら>
<マドリードのおすすめホテルエリアはこちら>
マドリードの人気ホテルエリア【4選】初めての旅行でも安心の滞在先を紹介!


バルセロナ ⇔ グラナダ:飛行機と長距離バスを比較


スペイン北東部に位置するバルセロナからグラナダへは、距離があるため飛行機または夜行バスのいずれかです。
飛行機での移動(所要:約1時間半)
空路なら短時間で移動できます。
ただし、空港までの移動や待ち時間を含めると、フライト時間プラス1.5〜2時間が必要です。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 約1時間30分(+空港アクセス含めて約3〜4時間) |
航空会社 | Vueling、Iberiaなどが運航 |
料金 | €50〜€120(時期やプロモーションによって変動) |
長距離バス(所要:約12時間)
バスは料金が安く、夜行便ならホテル代を節約しながら移動できます。
ただし長時間の乗車は体力的にきついため、移動に慣れた方におすすめです。
項目 | 詳細 |
---|---|
所要時間 | 約12時間(夜行便あり) |
料金 | €30〜€60 |
運行会社 | ALSA(スペイン最大のバス会社) |
<スペイン国内移動の予約はこちら>
<バルセロナのおすすめホテルエリアはこちら>
バルセロナのおすすめホテルエリアを徹底解説!旅のスタイルで選ぶおすすめエリア5選


市内交通:バス・徒歩・タクシーの上手な使い分け


グラナダの市街地はコンパクトで、徒歩+タクシーの組み合わせが便利。
観光のしやすさと治安の良さもあり、旅行初心者にもやさしい都市です。
交通手段 | 特徴 |
---|---|
徒歩移動 | 旧市街〜展望台〜宮殿エリアまでは徒歩圏内。ただし坂が多いので靴選びは慎重に。 |
タクシー | 初乗り€4前後〜。安全で清潔。流しよりタクシー乗り場を利用するのが確実。 |
アルハンブラ丘へのアクセス | 急な坂が続くため、朝・夜の移動にはタクシーやホテル送迎車を利用すると快適 |



<アドバイス>
旧市街は石畳で歩きにくい道も多いため、スニーカーや履きなれた靴が必須。
特にアルハンブラ丘に宿泊する場合は、移動手段と時間帯を事前に計画しておくと安心です。
Q&A:グラナダ・アルハンブラ宮殿エリアのよくある質問


「予約は何ヶ月前がベスト?」「深夜到着でもホテルまで行ける?」「ベストシーズンっていつ?」
そんな素朴な疑問を持つ方に向けて、安心してグラナダ旅行を楽しむためのQ&Aをまとめました。
- パラドール・デ・グラナダはいつから予約可能?最安値で泊まるには?
-
パラドール・デ・グラナダは非常に人気が高く、特に春(3〜5月)や秋(9〜11月)の観光シーズンは3〜6ヶ月前の予約が理想。
旅行日程が決まったら、できるだけ早めに予約を確保するのがおすすめです最安値で予約するには、以下のポイントを意識しましょう:
- 平日宿泊を狙う(週末より平均€20〜30安い)
- 連泊割引・キャンペーンプランの確認
- 予約サイトと公式サイトを比較する
- 深夜着のフライトでも、アルハンブラ宮殿エリアまで安全に行ける?
-
はい、大丈夫です。
グラナダ空港や駅からアルハンブラ丘周辺のホテルまではタクシーで約25〜30分程度。
深夜でも正規のタクシーを利用すれば安全です
夜間は道が暗いこともありますが、タクシー運転手は観光客慣れしており、比較的安心して利用できます。【深夜タクシー利用時のポイント】
- 白い車体・屋根の緑ランプがある「正規タクシー」を必ず利用
- 宿泊ホテルの住所や名前を紙やスマホ画面で提示して、運転手にしっかり伝える
- 事前にホテルに到着予定時間を連絡しておくとチェックインもスムーズ
- グラナダ旅行のベストシーズンは?混雑やホテル料金の目安は?
-
グラナダのベストシーズンは春(3〜5月)と秋(9〜11月)。
気温が穏やかで、花や紅葉が美しく、街歩きも快適です。季節 特徴 春(3〜5月) 宮殿の庭園が最も華やかな時期。気温は15〜25℃前後で過ごしやすい。人気が高くホテル料金もやや高め。 夏(6〜8月) 日中は35℃を超えることもあるが、夜は涼しい。観光客が非常に多く、ホテルは早めの予約が必要。 秋(9〜11月) 落ち着いた雰囲気で快適。紅葉と柔らかい日差しが印象的。春ほど混雑せず狙い目。 冬(12〜2月) 寒さはあるが観光客が少なく、ホテル料金も割安。シエラ・ネバダの雪景色が見られることも。 ホテル料金の目安(4〜5つ星)
- ハイシーズン(春・夏):€250〜€500程度
- オフシーズン(冬):€150〜€300程度
- パラドール・デ・グラナダは常に人気で、価格も変動大。キャンセル無料のプランで早めの予約を。
- アルハンブラ宮殿の入場時間に遅れたらどうなる?
-
特にナスル朝宮殿は入場時間が完全指定制。5〜10分の遅れでも入場を断られることがあります。
そのため、他のエリアを後回しにしてでも、必ず指定時刻の10分前にはナスル朝宮殿入口に到着しておきましょう。
ホテルが近ければ、朝食後ゆっくり出発しても余裕を持って間に合うのが大きなメリット。
アルハンブラエリアに宿泊する価値は、こうしたところでも実感できます。 - 現地の言語や英語対応はどう?
-
スペイン語が公用語ですが、観光エリアやホテルでは英語が問題なく通じます。
レストランのメニューも英語併記が多く、初めてのスペイン旅行でも心配ありません。
ただし、挨拶やお礼程度の簡単なスペイン語(例:「Gracias=ありがとう」「Hola=こんにちは」)を覚えておくとスムーズです。
まとめ:グラナダアルハンブラ宮殿エリアにあるおすすめホテルで最高の滞在を


グラナダの世界遺産アルハンブラ宮殿の近くに泊まるということは、ちょっと贅沢なことかもしれません。
宮殿の壁が朝日に染まる瞬間、静かな夜のライトアップされた塔を眺める、それは特別な体験になります。
今回ご紹介したホテルは、どれもこのエリアならではの魅力にあふれています。
アルハンブラ宮殿エリアにあるホテルの魅力


- 世界遺産の敷地内に泊まれる「パラドール・デ・グラナダ」
- アラブの宮殿を思わせる「アルハンブラ・パレス・ホテル」
- 物語の中に入り込んだような「アウレア・ワシントン・アービング」
旅をもっと楽しむポイント


- 宮殿観光に最適なモデルコースやベストな時間帯を事前にチェック
- アルバイシン、旧市街、サンニコラス展望台など、おすすめスポット
- アクセス・移動手段・季節の選び方など情報を確認
このブログは「はじめてのグラナダ旅行でも、自分にぴったりなホテルを選びたい」と願う方のために、情報をまとめました。
気品あふれるパラドール、宮殿さながらのラグジュアリーホテル、文学の香り漂うアーティスティックな空間。
どのホテルを選んでも、胸がときめくところばかり、人気の客室はすぐに埋まってしまいます。
「行きたいな」と思ったそのタイミングに、すぐ予約しましょう。
朝も夜も魅力的な、グラナダ滞在をぜひ体験してみてください。
<グラナダ おすすめ ホテル 4つ星>
<グラナダ おすすめ ホテル 5つ星>
- アルハンブラ・パレス・ホテル(Alhambra Palace Hotel)
- アウレア ワシントン アービング バイ ユーロスターズ ホテル カンパニー(Áurea Washington Irving by Eurostars Hotel Company)
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