旅行先の国別パスポートの残存有効期限とは!

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皆さんこんにちはもしくはこんばんは!旅行会社勤務のレッドTレックスです。

海外旅行を予約する時に意外と盲点になっているのが自分が持っているパスポートの「残存有効期限」
つまりどれくらいパスポートの有効期限が残っているかといこう点です。

パスポートの残存有効期限が残ってないと、旅行先の国の入国できないというかそもそも飛行機に搭乗できないので出国すらできません。

【結論】
旅行先国入国時点でパスポートの残存有効期限が6ヶ月+滞在日数以上あれば大丈夫です。

今回は国ごとのパスポート残存有効期限を違いを紹介します。

目次

パスポートの有効期限を確認する

まず自分のパスポートがいつまで有効があるか確認しましょう。
有効期限はパスポートの顔写真が載っているページに、有効期限満了日/Date of expiry』と日・月・年の順に記載されています。
パスポートの有効期限が不足していることが判明した場合、更新手続きを行いましょう。
パスポートの更新には通常申請から1週間から10日ほどかかりますので注意しましょう。

【ここでポイント】

  • 旅行出発間際で海外航空券を購入した後、パスポートの残存有効期限が不足していることが判明した場合
  • パスポート更新が間に合うか、航空券をキャンセルするかどちらかとなります。
  • 航空券をキャンセルする場合、キャンセル料がかかり、旅行自体行けなくなることにもなりかねませんので、旅行旅行計画した時点で確認するようにしましょう。

パスポートの残存有効期限はギリギリで大丈夫?

例えばパスポートの残存有効期限の規定で、イギリスの入国条件は「帰国日まで有効なもの」となっています。
この場合8日間の旅程であればイギリス入国時点でパスポートの残存有効期限が8日あれば渡航可能。

しかし、現地で何らかのトラブルや飛行機の遅延などで帰国日が伸びた場合、パスポート有効期限切れとなりパスポートの再発行または帰国のためだけの1回渡航書を取得する必要となります。
パスポートの再発行や渡航書の取得には現地日本大使館に出向くなど手続きに数日かかります。

この様なことがあるかもしれませんので、パスポートの残存有効期限には余裕を持って渡航しましょう。
万が一現地でパスポートが有効期限切れになった場合のパスポートの再発行や渡航書発行に関しては、渡航先の日本大使館/領事館に問い合わせください。

第3国での飛行機乗り継ぐ場合のパスポート残存有効期限の条件は?

旅行先に行く際、どこか他の国(第3国)で乗り継いで目的地に向かうことはよくあります。

乗り継ぎ地でパスポートチェックをされる際のパスポート残存有効期限の条件はどうかというと乗り継ぎ地の国の入国条件(パスポート残存有効期限条件)を満たしている必要があります。
乗り継ぎ地で入国審査をおこなわず次の便に乗り継ぐので大丈夫という方がいるのですが」、乗り継ぎ便が大幅に遅れたり乗り継ぐ予定便が機材故障などで遅れた場合は一旦空港の外のホテルで待機する必要になった場合入国審査が必要です。
旅行を企画して航空券を手配する際は乗り継ぎ地の入国条件にも注意しましょう。

主だった国ごとの必要なパスポート残存有効期限は?

日本のパスポート(日本国籍)で、無査証(ビザ・査証なし)または査証免除プログラム(アメリカ・カナダ・オーストリアなど)事前取得で入国可能な主だった国の入国に必要なパスポート残存有効期限はこちらです。
ただし、今後入国条件が変わることがありますので必ず自分で最新情報を確認してください。

【2023年5月時点】

ヨーロッパ方面(シェンゲン協定加盟国出国時3か月以上)

シェンゲン協定とは、ヨーロッパの26カ国加盟の出入国審査が免除される協定
シェンゲン協定加盟国で入国すると、加盟国から出国するまで基本90日間滞在でき最後の国で出国手続きをします。

国名パスポートの有効期限
イギリス帰国日まで有効なもの
フランスシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
ドイツシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
イタリアシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
スペインシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
ポルトガルシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
ベルギーシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
オーストリアシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
オランダシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
スイスシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
ギリシアシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
クロアチアシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
チェコシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
ポーランドシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
デンマークシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
フィンランドシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
ノルウェーシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
スウェーデンシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
マルタシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月(90日)以上
ハンガリーシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
アイルランドシェンゲン協定加盟国出国予定日から3ヶ月以上
エストニアシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
ラトビアシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上
リトアニアシェンゲン協定加盟国出国時3ヶ月以上

アメリカ・オセアニア・中東・アフリカ方面

国名パスポートの有効期限
アメリカ帰国時まで有効なもの(入国時90日以上が望ましい)★ESTA(ビザ免除プログラム)取得要
カナダ出国予定日+1日以上 ★eTA(電子渡航認証)取得要
メキシコ帰国時まで有効なもの
オーストラリア帰国時まで有効なもの ★ETAS(電子渡航許可)を取得していることが条件
ニュージーランド入国時3ヶ月以上+滞在日数以上
トルコ入国時150日以上
アラブ首長国連邦入国時6ヶ月以上か旅券(パスポート)未使用査証欄見開き2頁以上必要
エジプト査証(ビザ)申請時に6ヶ月以上必要
モロッコ入国時3ヶ月以上

アジア方面(ほとんどが入国時6ヶ月以上必要です。)

国名パスポートの有効期限
韓国入国時3ヶ月以上
台湾帰国時まで有効なもの
中国入国時6ヶ月
香港入国時(入境時)1ヶ月+滞在日数以上(滞在1ヶ月以内)、3ヶ月以上(滞在1ヶ月以上)
マカオ入国時(入境時)30日+滞在日数以上(滞在30日以内)、3ヶ月以上(滞在31日以上)
タイ入国時6ヶ月以上
インドネシア入国時6ヶ月以上
フィリピン入国時6ヶ月以上
ベトナム入国時6ヶ月以上
シンガポール入国時6ヶ月以上
マレーシア入国時6ヶ月以上

まとめ

入国時必要なパスポート残存有効期限はそれぞれの国によって条件が違います。
海外旅行に行く時は、必ず行き先の国の入国条件(パスポート残存有効期限やビザの有無など)を確認しましょう。
わかりやすく覚えるのであれば「旅行先の国を出国する時に残存有効期限6か月以上」と覚えるといいです。
もし、パスポート残存有効期限が足らない場合は事前にパスポート更新をしておけば安心ですよ。
パスポートの残存有効期限が6ヶ月を切ったら、パスポート更新を心掛けましょう。

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この記事を書いた人

旅行会社勤務24年
資格:総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者、簿記3級、簿記2級、FP3級
ヨーロッパ、アメリカ方面をメインに取り扱っています。
趣味:お酒、アウトドア、登山好きです。
ニックネームの「redt-rex」は子供が好きな恐竜からとってます。

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