バルセロナとマドリードの間を、どうやって移動するか決めかねていませんか。
高速鉄道、飛行機、長距離バスと選択肢が多く、「どれが一番ラクで失敗しないの?」と迷う方はとても多いです。
結論からお伝えすると、初めてのスペイン旅行なら高速鉄道AVE(アベ)が一番おすすめ。
街の中心から中心へ、約2時間半で移動でき、空港のような手間がほとんどありません。
この記事では、旅行会社で28年働いてきたプロの視点から、3つの移動手段の比較、AVEの乗り方、そして多くの方がつまずくネット予約の具体的な手順と注意点まで、まとめて解説します。
- バルセロナとマドリードの移動手段を、まだ決めていない方
- 高速鉄道AVEの乗り方やチケットの取り方を知りたい方
- RENFE(スペイン国鉄)のネット予約でつまずきたくない方
<スペイン高速鉄道AVEの予約はこちらが便利>
\EU全域の鉄道、バス、飛行機、フェリーを日本語で予約対応/
【結論】バルセロナ&マドリードの移動は高速鉄道AVEが便利


まず3つの移動手段を、ざっくり比較します。
| 移動手段 | 所要時間の目安 | こんな人に向く |
|---|---|---|
| 高速鉄道AVE | 約2時間半〜3時間 | 初めての方、ラクに移動したい方 |
| 飛行機 | 飛行時間は約1時間20分 | マイルを貯めたい方 |
| 長距離バス | 約7〜8時間 | とにかく費用を抑えたい方 |
飛行機は「飛んでいる時間」だけ見ると短いですが、空港までの移動、保安検査、搭乗の待ち時間を足すと、トータルではAVEと変わらないか、むしろ長くなることが多いです。
その点AVEは、どちらも街なかにある駅から駅へ直行できます。
初めての周遊なら、分かりやすさと総移動時間でAVEが有利です。
バルセロナ&マドリードの3つの移動手段を比較


高速鉄道AVE(アベ):いちばんおすすめ


AVEは、日本の新幹線にあたるスペインの高速鉄道です。
バルセロナ・サンツ駅とマドリード・アトーチャ駅を、約2時間半〜3時間で結びます。
1日に何本も運行しているので、時間の自由がききます。
車内は全席指定で、大きなスーツケース置き場もあり、ゆったり座って車窓を楽しめます。
飛行機:マイルを貯めたい方向け


2都市の間には航空便もあり、飛行時間そのものは約1時間20分です。
ただし空港は街の中心から離れているため、行き帰りの移動と手続きの時間が別途かかります。
格安航空会社(LCC)を使えば運賃を抑えやすい一方、預け荷物が有料だったり、空港が遠かったりすることもあるので、合計の費用と時間で考えるのがコツです。
長距離バス:費用をとにかく抑えたい方向け


長距離バスは3つの中で最も費用を抑えやすい手段です。
ただし所要時間は7〜8時間ほどかかります。
移動に1日近くを使うことになるため、日程に余裕がある方や、夜行で移動して宿泊代わりにしたい方に向いています。
結局どれを選べばいい?目的別の早見


- 初めて・ラクさ重視:高速鉄道AVE
- マイルを貯めたい・往復で都市を変える:飛行機
- 費用を最優先・時間に余裕がある:長距離バス
高速鉄道AVEの乗り方


発着駅:サンツ駅とアトーチャ駅


バルセロナ側はサンツ駅、マドリード側はアトーチャ駅が発着駅です。
どちらも市内中心にあり、地下鉄やタクシーでアクセスしやすい場所です。
駅の近くにホテルを取っておくと、移動日の朝に荷物を持って歩いてすぐ向かえるので、とても効率的です。
乗車の流れ(チェックインと荷物検査)


スペインの高速列車は、フランスやドイツのように改札なしで飛び乗る方式とは違います。
AVEは乗車前に「荷物検査」と「チェックイン(切符の確認)」を通る必要があります。
飛行機の簡易版のようなイメージです。
遅くても駅には、列車の出発時間の30分前までには到着しましょう。
駅に着いてから乗車までの基本の流れは、次のとおりです。
| 手順 | すること |
|---|---|
| 1. ホーム確認 | 駅の電光掲示板で、自分が乗る列車の発車ホーム(番号)を確認する |
| 2. ゲートへ | そのホーム番号のゲート(入口)へ向かう |
| 3. 荷物検査 | スーツケースやバッグを検査機に通し、簡単なボディチェックを受ける |
| 4. チェックイン | 切符(QRコード)を見せて確認を受ける。座席指定や荷物預けはなく、すぐ終わる |
| 5. 乗車 | ホームへ降り、切符に書かれた号車・座席番号の席に座る |
荷物検査といっても空港ほど厳しくなく、のんびりした雰囲気です。
検査とチェックインの順番や場所は駅によって少し違います(ホームへ降りる前にまとめて済ませる駅、ホームへ降りてから行う駅など)が、掲示板でホーム番号を確認して案内に従えば迷いません。
乗車前に知っておきたい3つのコツ


日本の新幹線の感覚だと戸惑いやすい、現地ならではのポイントです。
知っておくと当日あわてません。
- 早めにホームへ向かう:座席は指定ですが、大きなスーツケースの置き場(車両入口付近のスペースや座席上の棚)は早い者勝ちです。混雑時は埋まりやすいので、早めに乗り込むと安心です
- 定刻より早く発車することがある:切符を持つ乗客が全員乗ると、定刻を待たずに出発する場合があります。切符があれば置いていかれることはありませんが、発車の30分前にはホームにいると安心です
- 車内アナウンスが少ない:日本ほど丁寧な案内放送はありません。降りる駅は自分で把握し、停車駅の表示を確認しましょう
座席クラスとサイレンスカー


AVEにはいくつかの座席クラスがあり、上のクラスほど座席が広く、軽食サービスが付く場合もあります。
2〜3時間の移動なので、標準クラスでも十分快適です。
静かに過ごしたい方には「サイレンスカー(Coche en Silencio)」もあります。
車内での通話が禁止され、落ち着いて過ごせる車両です(14歳未満は利用できません)。
ひとり旅で読書や仮眠をしたい方に向いています。
チケットの予約方法(RENFE)


AVEのチケットは、スペイン国鉄RENFE(レンフェ)の公式サイトや、日本語で使える鉄道予約サイトから、日本にいるうちにオンラインで購入できます。
ここでは、多くの方がつまずきやすいポイントを中心に解説します。
日本から予約する手順


基本の流れはシンプルです。
- 出発駅・到着駅と日付、人数を選ぶ
- 列車の便と座席クラスを選ぶ
- 氏名(パスポートと同じつづり)を入力する
- 支払いをして、チケット(QRコード)を受け取る
購入後は、チケットのQRコードをスマートフォンに保存しておけば、紙に印刷しなくても乗車できます。
予約はいつから?早めがおすすめの理由


AVEのチケットは、出発のおよそ2〜3か月前から発売されます。
座席数に限りのある割安な席は、早く予約した方から埋まっていきます。
旅程が固まったら早めに押さえるほど、選べる便も多く、費用も抑えやすくなります。
これが料金面でいちばん大きなコツです。
つまずきやすい点(ここが重要)


RENFEのネット予約では、日本からだと戸惑いやすい点がいくつかあります。
先に知っておくと安心です。
- クレジットカードが通らないことがある:海外サイトのため、カードによっては決済が弾かれる場合があります。別ブランドのカードを用意しておくか、日本語対応の予約サイトを使うと回避しやすいです
- 表示が外国語になる:言語設定で日本語や英語に切り替えられます。切り替えが難しい場合は、日本語で使える代行予約サイトが安心です
- 氏名はローマ字で正確に:氏名はパスポートと同じつづりで入力します。違うと当日トラブルになることがあるので、ここは慎重に
- QRコードは事前に保存:当日に通信できない場面に備え、チケットは画面のキャプチャやアプリ内に保存しておきましょう
「自分で公式サイトを操作するのは不安」という方は、日本語のまま予約できるサイトを使うのが、いちばん確実で気がラクな方法です。
<スペイン高速鉄道AVEの予約はこちらが便利>
\EU全域の鉄道、バス、飛行機、フェリーを日本語で予約対応/
飛行機を選ぶときのポイント


マイルを貯めたい方や、行きと帰りで違う都市を使いたい方には、飛行機も選択肢になります。
選ぶときは次の点に注意してください。
- 空港アクセスを含めて考える:飛行時間は短くても、空港までの移動と手続きで時間がかかります
- LCCは追加料金に注意:運賃が安く見えても、預け荷物や座席指定が別料金のことがあります
- 合計の費用と時間で比較:街なかから街なかまでの「ドアtoドア」で考えるのがコツです
スペイン周遊プランの中での移動


移動手段が決まったら、旅程全体に組み込みましょう。
バルセロナとマドリードを7泊9日で巡るモデルコースでは、4日目あたりにAVEでの都市移動を入れると、前半と後半のメリハリがつきます。
日程の組み立て方や宿泊エリアの選び方は、こちらの記事でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
移動日に駅の近くのホテルを選びたい方は、こちらも参考になります。
よくある質問


AVEとAVLO、何が違うの?
どちらもRENFEが運行する高速列車で、AVLOはAVEの格安版にあたります。
設備はシンプルになりますが、費用を抑えたい方には選択肢になります。
停車駅や運行本数が異なるので、時間の合う便を選びましょう。
チケットは紙に印刷しないとダメ?
基本的にスマートフォンのQRコードで乗車できます。
念のため画面のキャプチャを保存しておくと、通信できない場面でも安心です。
大きなスーツケースは持ち込めますか?
車内に荷物置き場があり、大きなスーツケースも持ち込めます。
座席から見える場所に置いておくと安心です。
当日でもチケットは買えますか?
空席があれば当日購入も可能ですが、割安な席は早く埋まります。
旅程が決まっているなら、事前予約が断然おすすめです。
<海外旅行のスーツケースレンタルはこちら>
20代女性向け!2週間の海外旅行に最適なスーツケース選び:レンタルから購入まで完全ガイド


【まとめ】移動を制すれば、スペイン周遊はぐっとラクになる


バルセロナとマドリードの移動は、迷ったら高速鉄道AVEが正解です。
街の中心から中心へ、約2時間半。空港の手間がなく、初めての方でも安心して使えます。
準備の手順は、次の3ステップで進めましょう。
所要時間・ラクさ・費用のどれを重視するかで選びます。
初めてなら、街の中心から中心へ約2時間半で移動できる高速鉄道AVEがおすすめです。
RENFE公式サイトか、日本語で使える鉄道予約サイトから、日本にいるうちにオンラインで購入できます。
割安な席は早い者勝ちなので、日程が決まったら早めに押さえましょう。
購入後に届くチケットのQRコードを、スマートフォンに保存しておきます。
当日は通信できない場面に備えて、画面のキャプチャも取っておくと安心です。
移動の不安が消えれば、スペイン旅行の計画はぐっと前に進みます。
具体的な日程づくりは、こちらの周遊モデルコース記事からどうぞ。
<スペイン高速鉄道AVEの予約はこちらが便利>
\EU全域の鉄道、バス、飛行機、フェリーを日本語で予約対応/
<バルセロナ&マドリード周遊モデルコースはこちら>
バルセロナ&マドリード周遊7泊9日モデルコース【トレド日帰り付】










