2週間でめぐるフランス旅行リアルな予算とモデルコースを紹介！

2025年5月29日

【PR】当ページのリンクには広告が含まれています。

フランスで過ごす2週間、それは毎日が映画のワンシーンのような時間。
パリの石畳をカフェオレ片手に歩き、ルーヴルで本物のアートに心を打たれ、ロワールのお城で中世にタイムスリップ。
南仏ニースでは、青く輝く海と太陽の光が、あなたの心をふわりと解きほぐしてくれます。
でも気になるのは「実際いくらかかるの？」「どこをどう回ればいいの？」という悩み。
今回は、フランス旅行について予算別の旅行スタイル・おすすめルート・最新費用事情まで徹底解説。

このような方におすすめ

初めてフランスを旅行する方
2週間のフランス旅行プランと予算を具体的に知りたい方
パリだけでなく南仏や地方都市も巡りたい方
ハネムーンやご褒美旅を計画している方
しっかりと旅の予約まで進めたい旅行者の方

旅が初めての方でも安心して計画が立てられるよう、ホテル選び・移動方法・観光プランも丁寧にまとめています。
学生さんの節約プランから、ハネムーンやご褒美旅まで、自分にぴったりのフランス旅行がきっと見つかるはず。

このブログを読めばわかること

フランス旅行2週間の予算相場と内訳
自分に合った旅スタイル別のモデルプラン
パリ・ニース・モンサンミッシェルの観光ポイント
移動手段や交通パスの選び方
節約テクニックや持ち物準備のコツが身につく

ぜひこの記事を参考に、あなただけのフランス旅行を計画してください。

＜フランス行きツアーの予約はこちら＞

フランス：旅行先としての紹介

魅惑のフランス：多彩な魅力的地域

フランスは、その豊かな文化と歴史で世界中の旅行者を魅了しています。
多彩な地域があり、一生に一度は訪れたい旅行先です。

パリの街並み
プロヴァンスの田園地帯
コートダジュールの海辺のリゾート
アルザス地方の風光明媚な村々

フランス旅行のおすすめ観光スポット

フランス旅行の魅力は、その多様性にあります。
世界的に有名な美術館や歴史的建造物の探訪、地方ごとの伝統料理の味わい、壮大な自然の中でのアクティビティなど、あらゆる楽しみ方があります。

滞在期間別の推定費用

フランス旅行は、何日間滞在するかによって予算が大きく変わります。
ここでは、1週間（7日間）・10日間・2週間（14日間）の旅にかかる費用を、スタンダードな旅行スタイル（3つ星ホテル＋TGV移動＋通常の観光プラン）で想定し、費目ごとに解説します。

旅行日数ごとの費用イメージ（スタンダードプラン）

項目	1週間（7日）	10日間	2週間（14日）
航空券＋燃油代	約17万〜22万円	約17万〜22万円	約17万〜22万円
宿泊費	約7万〜10万円	約10万〜16万円	約14万〜24万円
食費	約2万〜3万円	約3万〜4.5万円	約4万〜6万円
交通費	約8千〜1.5万円	約1.5万〜2.5万円	約2万〜3.5万円
観光費	約8千〜1.5万円	約1.5万〜2万円	約2万〜2.5万円
通信・保険・雑費	約5千〜1万円	約7千〜1.5万円	約1万〜2万円
合計目安	約28万〜38万円	約34万〜48万円	約40万〜60万円

※航空券は期間によらず一定として計算。その他の費用は旅行日数に比例して増加します。

日数と満足度の関係

滞在日数	特徴とおすすめプラン例
1週間	パリ＋近郊（ヴェルサイユ・モンサンミッシェル）など、首都中心で過ごす。初めてのフランスにおすすめ。
10日間	パリ＋地方都市（リヨン、ストラスブールなど）も訪問可能。旅慣れた人にぴったりのコース。
2週間	パリ＋南仏（ニース、エズ）＋モンサンミッシェルまで周遊。フランスの“深い魅力”を体感できる最適期間。

費用の詳細な内訳

フランス旅行を計画するうえで、最も気になるのが「結局いくらかかるのか？」という予算面。
ここでは、2週間（14日間）の旅行にかかる主な費用を、最新の物価やサービスをもとに項目別に解説します。
旅行スタイルによって変動はありますが、航空券・宿泊費・交通費・食費・観光費・通信費・保険・お土産まで、ひと通り把握しておくことで、安心して計画を進められます。

航空券代＋燃油サーチャージ（ANA・JAL参考）

シーズンにより価格変動がありますが、ゴールデンウィークや夏のハイシーズン（7〜8月）、年末年始は高くなる傾向です。
航空券は出発の3〜6ヶ月前にはチェックを始めておくのがおすすめ。
早期予約や平日出発平日帰国の曜日のフライトを選ぶことで、よりお得な航空券を見つけることができます。

東京〜パリ往復（エコノミー・直行便）：約13万〜20万円
燃油サーチャージ（2025年5月時点／欧州行き）：66,000円
合計目安：21万〜28万円前後

＜海外航空券予約はこちら＞

早割はこちら！＜エアトリ＞

宿泊費（ホテルランク別・12泊の場合）

宿泊スタイル	1泊あたり	12泊合計
バックパッカー向けホステル	€50〜€90	€600〜€1,080
3つ星ホテル	€120〜€200	€1,440〜€2,400
4〜5つ星ホテル	€250〜€500	€3,000〜€6,000

※パリは地方都市に比べてやや高め。
※各予約サイトで早期予約＆キャンセル無料プランを比較、活用するのがコツです。

＜パリのホテルガイドはこちら＞

パリ旅行ガイド!女性にぴったりのおすすめのホテルエリア

食費（レストラン・スーパー・アプリを活用）

1日あたりの食費の目安は、だいたい€25〜€50（約4,000〜8,000円）程度。
朝食や軽食は安く済ませて、ランチやディナーにメリハリをつけるのがポイントです。

食事タイプ	価格の目安（1人あたり）
カフェや軽食	€8〜€15
カジュアルランチ	€12〜€20
ディナー（ビストロ）	€25〜€40
スーパー利用	1日あたり €10〜€15
TooGoodToGo（アプリ）	1食あたり €3〜€5

TooGoodToGoとは？
フランスで人気の「食品ロス削減アプリ」で、余った料理をレストランやベーカリーからお得に買えるサービスです。
旅行中にちょっと節約したい時にぴったり。

＜アプリダウンロードはこちら＞

＜パリのおすすめレストランはこちら＞

パリのグルメ最前線｜絶対に訪れたい革新の「ピエール・ガニェール」と「和のエッセンスが光る名店」！

交通費（地下鉄・TGV・長距離バス）

フランスの移動手段はとっても充実しています。
パリ市内は地下鉄が便利ですし、都市間の移動にはTGV（新幹線）や格安バスが活躍します。

交通手段	料金の目安
パリ地下鉄（Ticket t+）	€2.5／回
Navigo Jour 1day pass	€12（ゾーン1〜5）
TGV（パリ〜リヨンなど）	€30〜€90
FlixBus・Ouibus（バス）	€5〜€30

2週間合計の交通費目安：€150〜€300
→ 「都市＋地方」の周遊プランを予定している方は、Navigoパス＋TGV＋一部バスの組み合わせがおすすめです。

＜フランスの鉄道予約はこちら＞

ヨーロッパ交通を予約するならOmio

観光費（入場料・パス）

美術館めぐりやお城見学など、フランス観光の楽しみは尽きません。
個別にチケットを購入するのもいいですが、いくつかの施設がセットになった「パリ・ミュージアム・パス」などを利用すれば、割引やスムーズな入場が可能になります。

観光施設・パス	入場料・料金の目安
ルーヴル美術館	€22
エッフェル塔	€14.50〜
オルセー美術館	€16
ヴェルサイユ宮殿	€21
Paris Museum Pass（2日券）	€70
Paris Museum Pass（6日券）	€110

2週間合計の観光費目安：€150〜€200
→ パリ滞在が長めなら「ミュージアム・パス」は必携。時間の節約にもなります。

＜現地ツアーの予約はこちらから＞

通信費（eSIM・レンタルWi-Fi）

旅行中、スマホで地図を見たり、レストランを検索したりするのは当たり前の時代。
海外でもスムーズに通信できるよう、事前に準備をしておきましょう。

通信手段	内容と目安金額
eSIM	30日有効／10GB利用プラン：約2,400円〜
レンタルWi-Fi	約1,000〜1,300円／日（無制限プランあり）
公共Wi-Fi	カフェ・ホテル・駅などで無料利用可（不安定）

通信費目安：3,000〜15,000円
→ ひとり旅ならeSIM、グループ旅行ならWi-Fiルーターのレンタルが便利です。

＜海外旅行のeSIM・Wi-Fi予約はこちら＞

TRAVeSIM(トラベシム)
Holafly【専用クーポンコード「REDTREX」で5％OFF】
世界中でインターネット！グローバルWiFi

海外旅行保険

フランスでは、ちょっとしたケガや病気でも医療費が高額になりがち。
安心して旅を楽しむためにも、海外旅行保険への加入は必須といえます。

保険タイプ	内容と価格目安
クレジットカード付帯保険	条件を満たせば無料（利用条件の確認必須）
専用保険（AIG・楽天など）	約3,000〜8,000円（2週間プラン）

カード付帯だけでは補償が不十分な場合が多いので、専用保険との併用がおすすめです。

お土産・雑費

おしゃれで可愛い雑貨やグルメ、香り系アイテムがそろうフランス。
お土産を選ぶ時間も旅の楽しみのひとつです。

雑費カテゴリ	内容と金額目安
定番のお土産	マカロン、フレグランス、紅茶、石けんなど
予算の目安（2週間）	€100〜€200（約16,000〜32,000円）

空港ではなく、市内のスーパーや薬局での購入がお得。
特にロクシタンやビオデルマなどは日本より安く買えることもあります。

定番のフランス土産リスト

1. 食品・グルメ系

マカロン（Ladurée・Pierre Hermé）
真空パックのチーズ、ボンヌママンのジャム
トリュフ塩、エシレバターなど

2. コスメ・美容アイテム

ロクシタン、クラランス、ビオデルマ
NUXEオイル、アベンヌ、ラロッシュポゼ

3. ファッション・雑貨系

プチバトー（子供服）
レペットのバレエシューズ
ポストカード、紙もの、マルシェバッグ

4. 香りのあるギフト

ディプティックの香水
サボン・ド・マルセイユの石けん
キャンドル（Cire Trudon など）

＜お土産のインターネット購入はこちら＞

国内・海外お土産など【JTBショッピング】

＼フランス産の本格ワインはこちら／

雑費としてかかるもの一覧

雑費の項目	目安金額（2週間）
公衆トイレ利用料	€0.5〜€1／回
飲み水やカフェの休憩	€1〜€3／回
チップ（レストラン等）	合計€15〜€30
スーツケース追加料金	€30〜€100（航空会社による）

節約のコツ：

スーパーでまとめ買い（ばらまき用におすすめ）
マルシェや雑貨店で掘り出し物を探す
空港ではなく街中で購入を！

＜2週間の海外旅行に最適なスーツケースガイドはこちら＞

20代女性向け！2週間の海外旅行に最適なスーツケース選び：レンタルから購入まで完全ガイド

観光エリア別・主要都市のおすすめ観光スポット【パリ・ニース・モンサンミッシェル】

2週間の旅行だからこそ、訪れる都市ごとに計画的に観光地を選ぶことが、満足度の高いフランス旅につながります。
パリ・ニース・モンサンミッシェルそれぞれの都市で「外せない観光名所」と「隠れた穴場スポット」をリスト化してご紹介します。

パリ｜芸術と美食、洗練された街歩きが楽しめる首都

花の都パリは、何度訪れても新たな魅力に出会える都市。
世界的な美術館から、映画のようなカフェ通り、古くて美しい街並みがぎゅっと詰まった、まさに“永遠の憧れの都市”です。

定番スポット

エッフェル塔：ライトアップされた夜の景色も必見
ルーヴル美術館：モナリザだけじゃない、芸術の宝庫
オルセー美術館：印象派ファン必見、駅舎を改装した独特の空間
凱旋門＆シャンゼリゼ通り：ショッピングの王道コース
サクレクール寺院（モンマルトル）：丘の上からのパリ全景とアーティストの街並み

体験型・フォトスポット

セーヌ川クルーズ：夜のクルーズはロマンチックで女性人気◎
マレ地区のカフェ巡り：流行の最先端、こだわりのカフェが集まる
ヴェルサイユ宮殿：日帰りで訪問可、庭園は無料でも楽しめる
ギャラリー・ラファイエットの屋上テラス：パリの街並みを一望

ニース｜南仏コートダジュールの青い海とリゾートの空気

ニースはパリとは一味違う、開放感と陽気さが魅力の街。
美しい地中海を望むプロムナードや、海と空が繋がるような絶景のカフェテラスなど、心からリラックスできる滞在が叶います。

定番スポット

プロムナード・デ・ザングレ：海沿いの遊歩道、夕焼けの美しさは格別
ニース旧市街（Vieux Nice）：マルシェや地元グルメが楽しめる情緒あるエリア
マセナ広場：フォトジェニックな建物と彫刻が並ぶ中心スポット
ニース美術館：シャガール美術館やマティス美術館でアート散策

日帰りおすすめスポット

モナコ：ニースから電車で約20分。王宮やカジノ、ラグジュアリーな街並み
エズ村（Èze）：天空の村と呼ばれる絶景ポイント。香水工房「フラゴナール」の見学も人気
サンポール・ド・ヴァンス：芸術家が集う村、石畳とギャラリーが美しい

モンサンミッシェル｜一生に一度は訪れたい神秘の世界遺産

海に浮かぶ幻想的な修道院「モンサンミッシェル」は、フランス観光のハイライトとも言える存在。
特に朝夕の風景は、時間帯によって表情を変え、旅人を魅了します。

見どころ

モンサンミッシェル修道院：中世の空気を感じる荘厳な空間
潮の満ち引き：干潮時と満潮時で景観がまったく異なる
グランド・リュ（メイン通り）：石造りの街道に土産店やホテルが並ぶ
オムレツ料理「ラ・メール・プラール」：観光名物、ふわふわの名物オムレツはぜひ一度体験してみてください

滞在のコツ

宿泊するなら、島内のホテルや対岸のビューホテルが人気
パリからは日帰りツアーもあるが、宿泊すれば朝晩の絶景も楽しめる
干満表は事前にチェック。満潮時の“浮かぶ修道院”が見たい方は要確認

フランス旅行の最適な時期

フランスへの旅行のベストシーズンはいつか、それぞれの出発時期、季節の特徴を紹介します。

フランス旅行の費用（コスト）を安くするためのベストなシーズンは

フランス旅行における旅行費用（コスト）を計画するためには、旅行の行くタイミングを知ることが重要です。
フランスの年間の気候などを把握して、自分の旅行目的にあった季節を選びましょう。

夏（6月〜8月）: フランスの夏はハイシーズンに当たり、価格が高騰します。しかし、晴れた日が多く、アウトドア活動やフェスティバルが楽しめます。特に、7月のバスティーユ・デー（国民祭）や8月のパリ・プラージュなど、文化的なイベントが盛りだくさんです。
春（4月〜5月）と秋（9月〜10月）: これらの季節は穏やかな気候と比較的リーズナブルな価格で人気があります。春には、パリの公園や庭園が美しく咲き誇り、秋にはワインの収穫期に合わせたフェスティバルがあります。
冬（11月〜3月）: 冬は観光客が減少し、特に都市部では低価格の旅行が楽しめます。ただし、一部の観光スポットや宿泊施設は冬季に閉鎖することがあるため、事前に確認が必要です。冬の特別な魅力としては、クリスマスマーケットや新年のお祝いが挙げられます。

フランス旅行のハイシーズンとローシーズン

ハイシーズン（繁忙期）とローシーズン（閑散期）にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

ハイシーズン（繁忙期）: 観光地が混雑し、価格も高くなりますが、夏はフェスティバルやイベントが豊富で、日照時間も長いため、観光に最適です。
ローシーズン（閑散期）: 価格が下がり、人混みも少なくなります。この時期は、美術館や博物館をゆっくりと楽しむのに適しています。ただし、冬は天候が不安定になることもあるため、防寒対策や雨具の準備が必要です。

これらの情報をもとに、自分のスケジュールや旅行の目的に合わせて、フランス旅行の最適な出発を決めてください。

フランス旅行おすすめガイドブック

おすすめのガイドブックはやはり「地球の歩き方」シリーズです。
観光情報以外にも歴史的な背景や特産品など多くの情報が網羅されています。

地球の歩き方　フランス　2024～2025

created by Rinker

¥2,420 (2025/06/14 05:38:08時点楽天市場調べ-詳細)

タイプ別モデル予算比較｜自分に合った旅スタイルを見つけよう

同じ「フランス旅行2週間」でも、どこに滞在し、どんなホテルを選び、何を重視するかで予算は大きく変わってきます。
ここでは、主な旅行スタイルを3タイプに分けて、予算の目安とおすすめの旅の過ごし方を比較しました。
読者のみなさんのライフスタイルや目的に合わせて、ぴったりの旅プランを見つけてください。

1. 節約派（学生・一人旅・長期バックパッカー）

予算目安：23万〜32万円

項目	内容・内訳の目安
航空券	約23〜32万円（LCC／乗継便中心）
宿泊費	ホステル／B&B（1泊€40〜90）
食費	スーパー／パン屋メイン（1日€10〜20）
交通費	Navigoパス＋格安バス（FlixBusなど）
観光費	無料日利用・学割／Museum Pass活用
雑費・通信	eSIM＋フリースポット中心、雑費控えめ

こんな方におすすめ：

旅の回数を重ねたい人
地元の雰囲気を重視したい人
できるだけ自分の足で歩いてフランスを知りたい人

節約のコツ：

日曜日の無料開放日を活用（ルーヴルなど）
食事はランチをしっかり、ディナーは軽く
地元のマルシェで食材を買ってピクニックもおすすめ

＜学生のためのヨーロッパ一人旅おすすめプランはこちら＞

今しかできない経験！学生のためのヨーロッパ一人旅おすすめプラン

2. 快適派（カップル・女子旅・母娘旅行など）

予算目安：38万〜55万円

項目	内容・内訳の目安
航空券	約35〜55万円（レガシー航空会社のセール活用）
宿泊費	3〜4つ星ホテル（1泊€130〜240）
食費	ビストロ／カフェを組み合わせ（1日€30〜60）
交通費	Navigo＋TGV＋タクシーを一部活用
観光費	Museum Passや地方のシティパス併用
雑費・通信	eSIM＋カフェWi-Fi、現地雑貨やお土産に予算確保

こんな方におすすめ：

予算は意識しつつも、旅の満足度も大切にしたい
主要都市と地方都市の両方を楽しみたい
写真や体験も重視した“思い出重視”の旅をしたい方

ポイント：

TGVで地方都市に足を伸ばすと、より深い体験ができる
夜景やリバークルーズなど「非日常」の演出も追加しやすい
3〜4泊ごとにホテルを変えて、旅にリズムを作るのも◎

3. ラグジュアリー派（ハネムーン・記念旅行・ご褒美旅）

予算目安：90万円〜（ビジネスクラス利用の場合）

項目	内容・内訳の目安
航空券	約50〜100万円（ビジネスクラス）
宿泊費	5つ星ホテル・シャトー（1泊€300〜600）
食費	ミシュラン店やディナークルーズ（1日€70〜150）
交通費	TGV1等車／専用車送迎／空港送迎付き
観光費	プライベートツアー／料理教室／高級美術館ツアー
雑費・通信	海外Wi-Fiルーター／記念品やスパ体験など自由度高

こんな方におすすめ：

ハネムーンや特別な記念旅行を計画している方
高級ホテルや一流レストランで非日常を味わいたい
移動や手配の手間を極力減らしたい方

ラグジュアリーな楽しみ方：

シャトー泊でのワインツアー体験
エッフェル塔が見える部屋からの朝食
地元ガイドによる1日貸切のプライベート散策

目的別おすすめモデルコース（パリ・ニース・モンサンミッシェル含む）

2週間あれば、フランスの多彩な魅力を味わい尽くすことができます。
「文化体験重視の周遊型」「南仏リゾートを満喫する優雅な旅」など、旅の目的別にモデルコースを日程表でご紹介します。
【日本出発→現地→日本帰国】までの日程にしておりますので、イメージしやすいでしょう。

文化・街歩き重視コース｜パリ＋ロワール＋リヨン＋ニース（14日間）

日程	時間帯	場所	コース内容
1日目	午前〜夜	日本→パリ	成田・関空からパリへ（直行便または経由便）
2日目	終日	パリ	エッフェル塔、凱旋門、セーヌ川クルーズ
3日目	終日	パリ	ルーヴル・オルセー美術館、サント・シャペル
4日目	午前〜夕方	パリ→ロワール地方（TGV）	TGVでトゥールへ、シャトーホテルに宿泊
5日目	終日	ロワール	シャンボール城・シュノンソー城など古城めぐり
6日目	午前	ロワール→リヨン（TGV）	TGVでリヨンへ、旧市街で街歩き
7日目	終日	リヨン	グルメ（ブション）・世界遺産の街並み巡り
8日目	午前	リヨン→ニース（TGV）	TGVで地中海沿岸のニースへ移動
9日目	終日	ニース	プロムナード・デ・ザングレ、ビーチ散策
10日目	日帰り	モナコ	モナコ王宮、カジノ、絶景テラス
11日目	日帰り	エズ村・ヴィルフランシュ	小さな村々を巡る癒しの絶景旅
12日目	午前	ニース→パリ（TGV／飛行機）	飛行機またはTGVでパリへ戻る
13日目	午前〜午後	パリ→空港へ	最後の買い物、空港へ移動し出国
14日目	午前〜午後	日本着	成田または関空に帰国

＜ニース観光の楽しみ方：南フランスの魅力はこちら＞

ニース観光の楽しみ方：南フランスの魅力を満喫するロマンチックな旅!

世界遺産＆定番スポット重視｜モンサンミッシェル＋ヴェルサイユ＋南仏（14日間）

日程	時間帯	場所	コース内容
1日目	午前〜夜	日本→パリ	成田または関空からパリへ
2日目	午前	パリ	モンマルトル、ノートルダム大聖堂
3日目	終日	モンサンミッシェル	日帰りまたは1泊して夕景を堪能
4日目	終日	ヴェルサイユ宮殿	「鏡の間」や美しい庭園を見学
5日目	午前	パリ→リヨン（TGV／飛行機）	美食の街・リヨンへ移動
6日目	終日	リヨン	世界遺産の旧市街とローヌ川沿い散策
7日目	午前	リヨン→ニース（TGV）	地中海リゾート・ニースへTGVで
8日目	終日	ニース	コート・ダジュールのビーチと旧市街
9日目	日帰り	カンヌ	映画祭の街を歩く（シーズンならレッドカーペットも）
10日目	日帰り	サン・ポール・ド・ヴァンス	アートの村として知られる山あいの小さな村
11日目	午前	ニース→パリ（TGV／飛行機）	国内線またはTGVでパリへ戻る
12日目	午前〜午後	パリ市内	買い物、カフェ、バラまき土産探し
13日目	午後〜夜	パリ→空港へ	出国手続き＆帰路につく
14日目	午前〜午後	日本着	日本到着、おつかれさまでした

旅のスタイルによって選びたいポイント：

フランスらしいアートや歴史体験をしたい → パリとロワールを重視したコース
絶景とリゾートの雰囲気を楽しみたい → 南仏・ニースを中心にした滞在
世界遺産や定番名所を効率よく巡りたい → モンサンミッシェル＆ヴェルサイユを組み込む

＜モンサンミッシェルはどこ？パリからのアクセスガイドはこちら＞

モンサンミッシェルはどこ？パリからのアクセスと世界遺産見どころ完全ガイド!

＜フランス行きのパッケージツアー予約はこちら＞

2週間のフランス旅行で使える！おすすめ持ち物チェックリスト

フランス旅行を快適に、そして安心して楽しむためには、持ち物の準備がとても大切です。
現地で「あれがあれば…」と後悔しないよう、旅慣れた人たちが実際に持っていくアイテムを中心に、2週間の旅行に必要な持ち物をジャンル別にご紹介します。
特にパリやニースは気候差やシーンの幅が広いため、機能性とオシャレを両立した準備がポイント。

衣類・ファッションアイテム

アイテム	ポイント／目安量
薄手トップス	着回しできるデザインを3〜4枚程度
ワンピース・スカート	2枚ほど。レストランや美術館でも浮かない上品なものを
パンツ類	動きやすいものを1〜2本（デニムやリネンパンツ）
カーディガン・羽織り	気温差対策に必須（1〜2枚）
アウター	季節により薄手コートやジャケットを1枚
スニーカー・歩きやすい靴	石畳が多いため必須。1足あればOK
サンダル	夏場や南仏滞在時に重宝。1足持参も◎
折りたたみ傘	春・秋の天候不安定な時期に

ポイント：
「日中は観光・夜はレストラン」という日も多いため、カジュアルすぎない服を1〜2着用意しておくと安心です。

洗面・衛生用品

アイテム	ポイント
歯ブラシ・歯磨き粉	海外ホテルでは付いていないことも多いため持参推奨
化粧水・スキンケアセット	機内用の小分けボトルを活用
メイク道具	日焼け止めと兼用できるBBクリームが便利
クレンジング用品	個包装タイプは荷物も軽く清潔
常備薬・酔い止め	頭痛薬・胃薬・絆創膏など、日本で慣れた薬を持参

ポイント：
パリの薬局でも人気のコスメは買えますが、肌に合うものは事前に日本で準備しましょう。

デジタル・通信・便利グッズ

アイテム	理由／おすすめポイント
スマートフォン	地図・翻訳・予約確認に必須
モバイルバッテリー	外出時間が長くなるため予備電源は重要
マルチプラグ（変換器）	フランスはCタイプ（220V）なので注意
eSIM／Wi-Fiルーター	通信手段を確保。eSIMならSIM交換不要で便利
クレジットカード（VISA／Master）	支払い・保証にも使用。JCBは使えない場所も多い

ポイント：
スマホに翻訳アプリや地図アプリ（Google Maps／Maps.meなど）を入れておくと迷子対策にも◎

書類・貴重品・安全対策

アイテム	注意事項
パスポート	コピーも別に保管すると安心
航空券・ホテルバウチャー	印刷＋スマホ保存の二重管理がおすすめ
クレカ2枚以上	万が一の紛失・故障に備えて複数持ち
現金（ユーロ）	小額紙幣を多めに。€100〜150が目安
貴重品ポーチ	スリ対策には“服の中に入れるタイプ”が便利
海外旅行保険証書	緊急時の対応に備えて、紙＋スマホに保存を

ポイント：
パリのメトロや観光地ではスリが多いので、リュックよりもチャック付きショルダーバッグが安全です。

＜海外旅行の持っていきべきおすすめ便利グッツはこちら＞

【2024年最新】海外旅行をもっと快適にするおすすめ便利グッズ15選！

セキュリティ対策｜女性のひとり旅でも安心するために

治安の良いエリアが多いフランスですが、日本とは文化や習慣が違う点も多く、特に女性旅行者は「警戒心」が大切です。

防犯の基本ポイント：

人混みではバッグを前に抱える：地下鉄や観光地でのスリ対策
スマホは片手持ちしない：歩きスマホ中のすれ違いざまのひったくりに注意
貴重品は分散管理：パスポートやカードを1か所にまとめない
夜のひとり歩きは控える：特に裏通りや郊外エリアでは早めの帰宿が安心

現地で役立つアイテム：

パスポートのコピー or 写真（紛失・盗難時の備え）
カード会社の緊急連絡先メモ
防犯ポーチやネックウォレット
翻訳アプリ＋オフライン地図アプリ（通信トラブル対策）

＜海外旅行の安全対策はこちら＞

トートバッグと斜めがけバッグ：海外旅行の安全とスタイルを両立する方法

フランス旅行予算に関するよくある質問

初めてのフランス旅行や、久しぶりのヨーロッパ周遊を検討中の方にとって、費用にまつわる疑問や不安はつきもの。
ここでは、特に20〜30代女性からよく寄せられる質問を中心に、リアルな目線でお答えしていきます。

燃油サーチャージっていくら？いつ確認すべき？

2025年5月時点では、往復で約66,000〜72,000円が目安です。
ANA・JALなどのレガシーキャリアでは、航空券とは別に燃油サーチャージが課されるのが一般的です。価格は為替や原油価格によって変動しますが、1人あたり往復で5〜7万円程度が相場です。
LCCや一部のツアー会社では「込み料金」となっていることもあるため、購入時は必ず「合計額」で比較しましょう。

観光税（宿泊税）はツアー代に含まれてる？

ほとんどの場合、現地払いが基本です。
フランスではホテルやアパートメント滞在時に「宿泊税（Taxe de séjour）」が課されます。
金額はランクやエリアによって異なりますが、1人1泊あたり以下が目安です。

3つ星ホテル： €1.88〜€3.00
4つ星ホテル： €2.50〜€4.00
5つ星ホテル： €3.75〜€5.00

たとえば14泊すれば、最大で€70程度（約11,000円）の現地払いが必要になる場合もあります。
クレジットカードか現金で対応できるよう準備を。

eSIMは日本で設定できる？現地で使える？

日本で事前にインストール・設定しておくのが安心です。
eSIM対応のスマホなら、SIMカードの差し替え不要で渡航先でもすぐに通信できます。
おすすめは以下のサービス、

パリやニースではWi-Fi環境も充実していますが、地図アプリや翻訳ツールを頻繁に使う方は、eSIMやWi-Fiルーターの利用がおすすめです。

海外旅行保険は本当に必要？

はい。特に医療費の高いヨーロッパでは“必須”です。
フランスの医療費は高額で、診察だけでも数万円かかるケースも。
万が一の病気やケガ、盗難・遅延などに備えて、補償内容の充実した海外旅行保険を検討しましょう。

クレジットカード付帯保険（利用条件あり）
専用旅行保険（AIG損保、楽天、ジェイアイなど）

出発前に補償額の上限や疾病治療費の有無をチェックすることが大切です。
スマホ盗難やフライト遅延など、旅先でありがちなトラブルにも備えておきましょう。

現金はいくら持っていくのがベスト？

€100〜€200（約15,000〜32,000円）程度が目安です。
フランスはキャッシュレス社会が進んでおり、VISAやMastercardがほぼどこでも使えます。
ただし、以下のようなシーンでは現金が必要です、

小さなカフェやベーカリー
公共バス・メトロのチケット自販機（コインのみ対応も）
ローカルマーケットやチップ

現地でATMを使う際は、引き出し手数料や為替レートに注意。
複数回の小額引き出しより、1回でまとめる方が手数料が抑えられます。

＜海外旅行に持っていくクレジットカードおすすめはこちら＞

【厳選】海外旅行に持っていくクレジットカードおすすめ３選

まとめ｜フランス旅行で後悔しない旅を

2週間という旅の時間。
それは、日常を少し離れて、自分の心と向き合いながら、新しい景色や文化に触れるかけがえのない時間。
フランスという国には、その一瞬一瞬を特別なものにしてくれる魅力が詰まっています。
たとえば、エッフェル塔を見上げながら味わう朝のクロワッサン。
古城の静けさに包まれたロワールのシャトー。
コート・ダジュールの青い海が広がるニースのビーチ。
そして、旅の終わりに心を温めてくれる、モンマルトルの坂道の夕暮れ。

このブログでは、フランス旅行をより充実したものにするために、予算・ルート・宿選び・節約のコツまで丁寧にまとめました。
不安がなくなれば、旅はもっと自由になる。あなたらしいスタイルで、あなたらしいリズムで。
フランスでしか出会えない風景、味、感動を、ぜひその手で体験してきてください。

＜フランス行きのパッケージツアー予約はこちら＞

＜ヨーロッパ2週間旅の費用の記事はこちら＞

ヨーロッパ2週間旅の費用、知って驚き！女子のためのリアルな旅行予算ガイド